小竹ひろ子 ポートレイト

17名の日本共産党都議団
都民の要求実現を目指し猛奮闘中

3月に開かれたと議会予算特別委員会で日本共産党都議団は、特別支援学校、保育園の待機児童ゼロ、 病院の整備などについて質問し、舛添要一知事をただしました。

特別支援学校の教室不足についての質問で取り上げた町田の丘学園は、 肢体障がいと知的障がいをもつ小中高生らが400人近くいます。

学園の父母の方から「カーテン教室をなくしてください」の悲痛な訴えがあり、実際に現場を視察してみると、 ひとつの教室をカーテンで仕切って2つの教室に分けていて、隣の声がもろに聞こえ授業に集中できないことがわかります。 職員室はすし詰め状態で、あらたに設けた第2職員室は廊下の一角を仕切り窓はありません。 体操の授業は場所がなく廊下を使用。 実習室やプレイルームなどの特別教室も転用しているため、授業に大きな支障が出ています。

水元特別支援学校(葛飾区)も、ひとつの教室をカーテンで仕切って2教室に、特別教室も教室に転用していました。

いくつかの特別支援学校を訪問すると本当に大変な実態であることがわかりました。 手厚い教育が必要なのに…人権問題ともいえます。 社会全体の障がい者を取り巻く環境を改善することが必要だと思いました。

都政に関するご意見をぜひお寄せください